
田んぼのあいだの細い道を、ゆっくり走っていました。
太い道からは、少し外れたところです。
目印になるものが、あまりありません。
のれんが下がっていたら、開いている合図なのだそうです。
のれんを目印にするお店は、たぶん、急いでいないのだと思います。
築九十年ほどの納屋が、カフェになっていました
ハナあかりは、二〇〇八年にひらいた古民家カフェです。
築九十年ほどの納屋に少しずつ手を入れて、いまのかたちにしたと聞きました。

これは、冷蔵庫です。
中に氷を入れて、食べものを冷やしていたころのものだそうです。
電気を使わずに冷やすというのは、よく考えると、たいへんなことです。
氷が溶けるまでが、その日の持ち時間でした。
急いでも、どうにもならない道具です。
なんとなく、気が合いました。
二階へは、急な階段で

上がってみると、梁がむき出しになっていて、天井が高くなっています。
靴を脱いで座れる場所もあります。
階段は昔のものなので、角度がきついです。
のぼるときは、手すりを。
おりるときは、もっと、手すりを。
ケーキは、いつも十種類くらい

旬のくだものが、たくさん乗っていました。
何種類あるのか数えようとして、途中でやめました。
数えるより、食べるほうが早いです。
つくっている方は、高松の菓子店で長いこと修業してから、この店をひらいたそうです。
ケーキは持ち帰りもできて、誕生日のケーキも受けてくれます。
猫がいる日と、いない日があります

いつも会えるわけではないようです。
会えなかった日は、また来る理由になります。
会えた日は、もっと来る理由になります。
どちらにしても、また来ることになります。
おでかけの前に
ハナあかり
香川県仲多度郡まんのう町吉野306-1
駐車場:あり(砂利敷きで、四台ほど)
営業時間と定休日は、調べるところによって書いてあることが違いました。
小さなお子さんがいるので急なお休みもあります、とお店の方も書かれています。
おでかけの前に、公式のInstagramで確かめてください。
→ ハナあかり 公式Instagram(@hana.akari.cafe)
まんのう町の、もうひとつの途中
同じまんのう町では、山にかこまれた古民家カフェ、野良里(のらり)にもおじゃましています。
丸亀のほうへ帰る道すがらなら、木の図書室があるKITOKURAS(キトクラス)やうつわの楓も途中にあります。
古い建物は、こわしてしまえば、それきりです。
のこしておくと、こうしてケーキを食べる場所になったりします。
今日の目的地は、途中です。
また途中で会いましょう。
※このページの写真は、すこし前におじゃましたときのものです。
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